クレジットカードは、店舗に出向いて商品を購入する際に代金の支払いに使われるほか、パソコンや携帯電話を利用したインターネット上での通信販売の代金支払いにも使用されることが多くなっています。便利に使えるクレジットカードは、生活の中に広く浸透してきたといえるでしょう。
しかし一方で、オンラインショッピングが普及し、クレジットカードそのものを持っていなくてもクレジットカード情報だけで決済ができるようになり、第三者にクレジットカード情報を不正使用されるなどの危険性も高まっています。
クレジット情報や、銀行のインターネット口座のログイン情報が盗まれて悪用されるネット犯罪やクレジットカードの盗難、、他人のクレジットカードやキャッシュカードの磁気記録情報を不正に読み出してコピーを作成し、使用するスキミングの犯罪の可能性もありますが、クレジットカードの使いすぎや紛失など消費者にクレジットカードに関する知識・情報があれば被害が防げるケースも見受けられます。
一般にクレジットカードの会員規約では、カードはクレジットカード会社から貸与されたものであり、カード会員はカードの管理義務があるとされています。カードを紛失したり、第三者に勝手に使用された場合でも、暗証番号が分かりやすいものであったり、名義人の家族がカードを使用したときなどは、カードの管理方法が問われて利用代金の請求を受けることがあります。消費者もクレジットカードに関する情報を知っておくことは大変重要なのです。
クレジットカードの盗難に気付いたときは、なるべく早くカード会社に連絡し、なおかつ警察に盗難届を出すのが大切です。連絡が遅れるほど、不正に悪用される確率が高くなります。最近は、土、日、祝日であっても受付けているカード会社が多くなりましたので、まずは電話連絡してみることです。できれば、普段持ち歩いている手帳や財布に、カード会社の連絡先を、メモしておくのがよいでしょう。
カード会社では、利用者から盗難の連絡があると、そのクレジットカードを使用停止にすることができますので、その後で、新しいクレジットカードを再発行してもらいます。なお、クレジットカードの再発行は2~3週間程度です。また警察への盗難届は、クレジットカードの不正利用で、損害にあったときに盗難保険の適用に必要になりますので、忘れないようにしたいものです。
ただし、盗難届はあくまでカード所有者が、警察に対して提出する書類なので、盗難届を提出した後で、警察の方から盗難届の証明書をもらっておく必要があります。カード被害があったときに、保険手続きをするときはこの盗難届証明書をカード会社に提出することになります。
盗難保険は通常クレジットカード会員になると、自動的に加入するクレジットカードが多いのですが、中には、保険だけは別になっている場合もありますので、加入時には忘れず確認しておきたいものです。補償金額の上限は、無制限ではありませんが数百万円~数千万円程度で、通常のカード被害の金額が、カバーできるものとなっています。
クレジットカードの紛失してしまったときには、すぐに最寄の警察署・交番への届出を行うとともにクレジットカード会社の紛失受付センターに連絡してください。不正使用の保険手続き時に警察の被害届が必要となりますので、必ず最寄の警察署に届け出てください。
クレジットカード会社に連絡する際に、クレジットカード番号が必要となりますので、クレジットカードが送付されてきたときの書類や毎月の請求書等で確認してください。万が一のときのために普段からクレジットカードの番号、クレジットカード会社の連絡先等をクレジットカードとは別の場所に保管しておきましょう。
カード会社では、利用者から盗難の連絡があると、そのクレジットカードを使用停止にすることができますので、その後で、新しいクレジットカードを再発行してもらいます。なお、クレジットカードの紛失保険は、全てのカード被害を補償しているわけではなく、カード所有者にミス(=過失)があった場合は、補償されない場合もあります。
例えば、「クレジットカードの裏面に、本人のサインがないとき」、「暗証番号が本人の生年月日や電話番号で、他人でも簡単に不正利用できたとき」、「クレジットカードの保管が不十分なため、他人でも簡単に不正利用できたとき」などの場合は、保険で補償されないケースが多くなっていますので、他人にすぐにわかるような暗証番号はさけ、カードの保管も十分気配りする必要があります。
スキミングとは、他人のクレジットカードの裏面にある磁気テープに記録されている各種データ(会員番号や口座番号など)を、スキマー(スキミングマシン)と呼ばれる、カード情報読み取り装置で盗み取る行為を指します。抜き取られたカード情報は、情報の入っていないカードに書き込まれ、偽造クレジットカードや偽造キャッシュカードとして第三者に現金の引きおろしや高額商品の購入などに悪用されてしまうのです。
クレジットカード自体の盗難と異なり、盗み取られるのはカード情報のみである為、カード所有者がスキミング被害にあっている気が付きにくく、実際に気が付くのは、クレジットカードの利用明細書が届く時点になってしまいます。ではどのようなタイミングでスキミングをされてしまうのでしょうか?
スキミングは、いつ・どこで行われるか分かりません。例えば、食事を済ませてクレジットカードで清算する場合、あなたのクレジットカードは、CATと呼ばれる信用情報照会端末機に通されます。その情報をクレジットカード会社が認証した段階で清算と完了となる訳ですが、このCATの中にスキマーが仕掛けられている事があります。
機械の中に仕掛けられているわけですからクレジットカードで清算完了した時には、スキミングも完了となってしまいます。また、店員さんが「清算してきます。」といいながら、あなたのクレジットカードを持ったまま、店の奥に入っていった時にはあなたのクレジットカードはスキミングの被害にあっているかもしれません。
また、スキミングが行われていない場合でも買ってもいない商品の請求に使用されたりする事がありますので、十分に注意が必要です。特に海外旅行の際に被害に遭う事が多いようです。クレジットカードでの清算の際、必ずあなたの目の前でCATに通してもらうようにしましょう。
近年のスキミング対策この対策として、1日の引き出し限度額に制限を加えたり、また偽造が困難であるICカードに切り替えるなどの対抗策をとっている他、比較的他人に知られてしまいやすい暗証番号による本人確認手段を廃し、生体認証による「簡単に盗まれない本人確認手段」を導入するクレジットカードも出てきています。
インターネットで買い物をするとき、クレジットカードがあれば便利です。その場で支払い手続きが完了するため、銀行振込みやコンビニ決済、代金引換などと較べると、支払いに手間がかかりません。 さらにネットを経由したサービス商品であれば、クレジットカードで手続きが完了した直後から利用できるのも魅力です。一方で、ネット経由でクレジットカード番号を送信しても大丈夫?という心配もあります。
まず、利用するホームページが信頼できるか確認しましょう。インターネットで通信販売を行なう場合は、「特定商取引法の通信販売の規定」に従う義務があり、責任者の名前や所在地、連絡先、引き渡し時期、返品条件などの表示が必須なのです。
次に、カード番号を入力するページのセキュリティ対策を確認しましょう。インターネット上で情報を伝えるときには複数の「中継用コンピュータ」を経由します。そのため通信途中で情報を「覗き見」される可能性があるのです。 そこで情報を「暗号化」すれば、途中で覗き見されても内容はわからなくできます。
この「暗号化」で、現在、最もよく使われ、信頼されているのが「SSL」という技術です。なお、「SSL」技術が使われているかどうかは、アドレスが「https://」で始まっているかどうかで分かります。 一方で、暗号化など、セキュリティ対策をしていないサイトでのクレジットカード使用は避けましょう。
最後に、クレジットカード会社からの明細をきちんとチェックしましょう。クレジットカードで大きな被害に遭うのは、月々のカード利用の明細をチェックしていない場合が多いです。信頼できるサイトを相手に、情報の暗号化を確認し、月々の明細もきちんと管理することで、インターネット上で安心してクレジットカードを利用できるでしょう。
クレジットカードのデメリットは、やはり使いすぎてしまうことでしょう。クレジットカードで買い物をしても現金が減らないので、得した気分になってどんどん使ってしまいます。現金が今減らなくても来月には支払いをしなければいけません。いい気分でクレジットカードで買い物をして、翌月、請求書がきて青ざめてしまった人も多いのではないでしょうか。
また、クレジットカードはショッピングに使える他にキャッシングも利用できます。クレジットカードのキャッシングは、ちょっとお金が足りない時にすぐにお金が借りられるので、とても便利です。しかし、簡単にお金が借りれてしまう分、やはり使いすぎてしまう人が多いようです。
最近は、クレジットカードを使いすぎて月々の支払いができなくなり、仕方なく債務整理をしたり、最悪は自己破産をする人も多くなっていて、社会問題になっています。
こんな調査結果があります。クレジットカードを持っているOLと、クレジットカードを持っていないOLの貯金を比べるという実験があったそうです。
結果はクレジットカードを持っているOLの多くは貯金が数万円程度しかなく、クレジットカードを持っていないOLの多くは貯金が数百万円もあったそうです。つまり、クレジットカードを持つと、ついついサイフの紐がゆるくなってしまうのです。これはほとんどの方に当てはまります。
クレジットカードは簡単に作れてどこでも使える大変便利なものですが、きちんと管理ができないと、このように大変なことになってしまうのです。クレジットカードが日本中に普及して、どんどん便利になっている変わりに、クレジットカードで苦しむ人も増えているのです。あなたもそうならないように、十分に気をつけてください。
クレジットカードを申し込む際に、申込用紙に4桁の暗証番号を記入します。この暗証番号は、カード支払いをする時にお店がICクレジットカード対応店だった場合やクレジットカードでキャッシングをするときに必要になります。暗証番号を入力することの目的は、暗証番号がカード会員本人しか知らないことが前提なので、暗証番号が必要となるカード利用があった場合、確かに本人がクレジットカードを使ったことの証拠となるわけです。
他人は暗証番号を知らないので、成りすましでクレジットカードを使うことができないという前提です。しかし、実際は第3者に暗証番号を盗まれてクレジットカードが不正利用される事件が起こっています。そして、暗証番号はカード会員本人が厳重に管理すべき情報なので、暗証番号を必要とするクレジットカードの不正利用については補償されません。ここが問題となります。
暗証番号が盗まれるケースとしては、ATMやICカード対応店で暗証番号を入力しているところを盗み見られた後、クレジットカードを盗まれてキャッシングされるという被害が出ています。ですからキャッシングする際には背後に人がいないか十分注意が必要になります。また、クレジットカードを不正に入手した第3者が、電話で警察官やカード発行会社を名乗り、暗証番号を聞きだして被害に遭うケースがもります。
警察やカード会社のほうから暗証番号を聞くことはないので絶対に答えないようにしましょう。暗証番号を記入したメモと一緒にクレジットカードを保管することも危険なのでやめましょう。忘れないようにクレジットカードに暗証番号を書き込むことはもってのほかです。
クレジットカードが盗まれたあと暗証番号を推測されてキャッシングされるケースもあります。自分の生年月日や自宅の電話番号、住所の番地などは第3者に推測されやすいので、このような数字を暗証番号に設定するのは避けましょう。また、保険証や運転免許と一緒にクレジットカードが盗まれると、簡単にキャッシングされてしまいます。1111、2222、1234なども分かりやすいのでやめましょう。
それではどうやって暗証番号は決めたらいいのでしょうか。例えば自分の誕生日はダメでも友達の誕生日なら大丈夫です。自宅の電話番号はダメですが親戚の電話番号ならOKです。何かに関連づけた数字を暗証番号にしておけば、暗証番号自体を忘れたときでも調べて見つけ出すことができます。自分にとって覚えやすい数字を見つけてください。
クレジットカード会社から身におぼえのない請求が来るというケースは、ニュースなどでも報道されることがあるので、どんなものかご存知の方が多いと思います。 クレジットカードの利用明細書を一目見て、身に覚えのない請求と思っても、慌てずにカード犯罪と決め付ける前にいくつかの可能性を確認する必要があります。
「先月、先々月の利用が今頃になって請求が上がってきた」というケースがあります。これは加盟店が何らかの事情で請求が遅れたもので、思い出してみたら確かにそこで使っていた事がわかります。しかし、本当に身に覚えのない請求であったら、犯罪に巻き込まれている可能性があるので、迅速に行動しなくてはなりません。
よくあるのが、スキをついてカードリーダーで磁気情報を読み取り、その情報を元に偽造カードを作るというパターンです。 カード会員は、手元からクレジットカードがなくなるわけでもないので分かりませんが、こうなったら盗まれたも同然です。自分と同じ磁気情報を持ったカードが偽造されるからです。
このようなトラブルに遭ったら、それ以上悪用されないためにカード会社に連絡をして自分のカードをストップしてもらうことが必要です。カード偽造ですので警察にも連絡する必要があります。 その後、カード会社がカードが悪用された加盟店で伝票のサインとカード会員のサインが一致するかなどの確認をしいろいろ調べた上で、悪用されたことが分かれば、カード会員はその分の支払いをする必要がなくなります。